リハビリプラス

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乳がん術後20年でのリンパ浮腫再発

こんにちは!リハビリプラスでーす!

 

今回は、、

 

乳がん術後のリンパ浮腫についてお話しします。

 

今担当している利用者さんで脊椎の圧迫骨折が主病名で既往歴として20年前に乳がんの手術をし、乳房摘出、リンパ郭清を行った方がおります。

僕が担当し始めて2年になろうかとしたある日、利用者さんから

 

「手が浮腫んでだるくてね」

 

どれどれ、ちょっと見せて下さい、、、

 

むっちゃ浮腫んでますやんッッ!!!

 

何でここまでなるまで言わなかったのーーー

って言いたくなるほど左右差がありました。

 

しかしやっぱり20年経ってもリンパ浮腫は再発するのね。

んで、こんだけ浮腫んでたらだるいわね。日常生活で使いにくいですよ。

 

前回、リンパ浮腫のドレナージ法と圧迫療法をの概要をお話ししましたがそれらを実践。

 

最初触れると、リンパが滞って皮膚、軟部組織はカチカチ。まずはリンパマッサージとドレナージを実施。介入は週2回の40分。リンパに時間を割けるのは20分程度。

 

セラピストとして結果を出さなきゃと焦りと不安もありましたが

 

1ヶ月ほどでそのリンパの滞ったカチカチは和らいできました。

 

ホッ!!と少し胸を撫で下ろしました。

 

しかしこれからが本番!

 

圧迫療法の開始です!ほんとはね、ドレナージと圧迫療法を並行してするのが良いんだけどまずはカチカチを取るのを優先しました。

 

圧迫療法では弾性包帯を使用して、手首の方から肩方向に向けで圧を確認しながら2から3センチ包帯を重ねて

クルクル、クルクル巻いていきます。

 

締めすぎは、血流を停滞させるので注意が必要ですよ。部分的にキツくないか、巻いた後、肘関節はちゃんと曲げ伸ばしが出来るかも確認します。

 

弾性包帯法で3ヶ月で2cm改善!!

日常は弾性スリーブで維持に努め、今後もドレナージで改善を図ります!

 

購入したのはミトンなしの弾性スリーブですが

手首、前腕、肘周り、上腕をメジャーで計測し商品サイトに書かれてある適応サイズを確認。そしてインターネットで購入!!

サイズはピッタリでした^ ^

 

効果抜群なのでお困りの方は是非ご購入を!

 

購入したのはこちらでーす!

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